地域冷暖房のメリット 省エネルギー・環境性

地域冷暖房は、対象になるエリアの建物・オフィスにさまざまなメリットを提供し、都市全体の環境や価値を向上させます。

高い省エネルギー効果
地域で必要な熱源をまとめて効率よくつくり供給管理することで省エネルギーを実現します。
一次エネルギー消費量比較
さまざまなコストを削減
ビル個別で熱源機器を設置する必要がなく、
設備の費用や電力契約料が低減。
設備の設置から取替までの、運転業務を含めた
総費用としてのライフサイクルコストは
個別空調に比べて約15%低減できます。
ライフサイクルコストとは、
製品や構造物を取得・使用するために必要な費用の総額。
企画・設計から維持・管理・廃棄に
至る過程(ライフサイクル)で必要な経費の合計額をいう。
ライフサイクルコスト(30年間)
環境にやさしい
地球の温暖化につながるCO2の排出量を
個別空調に比べて約12%低減できます。
二酸化炭素排出量比較
24時間365日安定した供給

ビル個別での熱源機器の運転や管理などが必要なく、
24時間年中無休で安定した供給サービスが受けられます。

建物と都市の安全に貢献

ビル個別の熱源機器の設置や可燃性燃料などの備蓄の必要がなく、
建物の安全性が向上します。

地域冷暖房とBCP(事業継続計画)

スペース効率がアップ

熱源機器の設置が不要なため、ビルの空いたスペースを多用途に転用可能。
屋上冷却塔も不要になり屋上緑化などに活用もできます。

地域冷暖房とヒートアイランド現象

建物の資産価値が向上

地域冷暖房対象ビルは、可燃性燃料の備蓄が不要であるとともに、熱源設備を一元管理するため、
地震などの災害時にも二次災害を防ぎ、建物の防災機能がアップ。
また万一の障害時のバックアップ体制も地域全体として整備しているため、建物の信頼性も高まります。
さらに屋上緑化の施工も容易で、環境貢献度の高いビルとしてアピールすることが可能。
さまざまな意味で建物の資産価値が向上します。

地域冷暖房のシステム
建築物省エネ法

ページトップヘ